川棚町では、情報格差解消を目的として、平成21-22年度に地域情報通信基盤整備推進交付金事業を活用して光ブロードバンドの基盤整備を行いました。
この度、整備完了から5年を経過したことから地域情報通信基盤整備交付金交付要綱第8条により、事後評価を行いましたのでお知らせします。
事業名 | 地域情報通信基盤整備推進交付金事業 | |||
事業の概要 | 事業完了日 | 平成23年3月29日 | ||
総事業費 | 427,380千円 | |||
交付金額 | 136,480千円 | |||
整備対象地域 | 川棚町全域 | |||
事業の内容 | 「都市部や近隣市町村で利用されている、光ファイバーによる超高速インターネットを利用したい」、「ADSL提供エリアではあるが、距離が遠く利用出来ない」など、住民の方からの要望が寄せられていました。 町としても、高速インターネット等の光情報通信基盤は、道路、水道と並ぶ重要なインフラとして位置づけており、住民の皆様の利便性の向上と、企業誘致活動や観光事業など、地域産業の発展につながるものと考えていました。 そこで、当該地域の情報通信格差を是正するため、町が光ファイバー網を整備し、その後、西日本電信電話株式会社へIRU契約により施設を貸し出し、インターネット、IP電話サービス等の提供を行ったものです。 | |||
サービス開始日 | 平成23年1月4日 | |||
サービス形態 | 公設民営(IRU契約) | |||
契約先 | 西日本電信電話株式会社 長崎支店 | |||
整備計画時の目標 | 実績 | |||
初年度 | 最終 | 平成23年度末 | 平成27年度末 | |
整備地域の世帯数 | 5,393 | 5,393 | 5,489 | 5,556 |
加入世帯数 | 3,000 | 3,780 | 1,769 | 2,061 |
加入率(%) | 56% | 70% | 32.2% | 37.1% |
評価及び課題 | 整備計画時以降、スマートフォンやタブレット端末等、モバイル通信機器の通信速度の向上と急速な普及といった影響により、サービス利用の加入は一定程度ある一方でサービス利用の休・停止も生じており、利用者数については近年、横ばい若しくは微増の状況であり、計画時の目標は達成されていません。 利用者の増加のためには、今後もより一層のPRに努めるとともに、更なる加入促進策の検討が必要と考えます。 |