ビルやマンションなどの建築物では、水道管から供給された水をいったん受水槽に貯め、これをポンプで屋上などにある高架水槽にくみ上げてから各家庭の皆さんに給水します。この受水槽と高架水槽を合わせた設備を一般的に貯水槽といいます。 受水槽の有効容量が10立方メートルを超える簡易専用水道と、10立方メートル以下の小規模貯水槽水道の総称です。
- 貯水槽水道・簡易専用水道・・・10立方メートルを超えるもの
- 小規模貯水槽水道・・・・・・・10立方メートル以下のもの
最終更新日令和6年04月08日
ビルやマンションなどの建築物では、水道管から供給された水をいったん受水槽に貯め、これをポンプで屋上などにある高架水槽にくみ上げてから各家庭の皆さんに給水します。この受水槽と高架水槽を合わせた設備を一般的に貯水槽といいます。 受水槽の有効容量が10立方メートルを超える簡易専用水道と、10立方メートル以下の小規模貯水槽水道の総称です。
蛇口をひねれば出てくる安全な水道水。こんな当たり前のことも、日頃の管理を怠ると大変な事故につながることもあります。定期的に貯水槽の検査を受けましょう。
業者によって料金が違いますので、複数の業者から見積りをとり、作業内容やアフターサービスなどを比較してから、納得のできる業者に依頼してください。
清掃終了後は、業者から作業記録や写真などによる「清掃報告書」を受け取り、保管しておきましょう。
水の汚染は、常識では考えられないことが原因で発生することがあります。事故によって貯水槽に汚れや異物が混入したり、災害によって貯水槽自体に異常が発生することも十分考えられます。管理責任者には下記のような処置が求められます。
飲用中止の周知 | 給水を停止し、ただちに利用者に事故の状況を知らせる。 |
事故処理の実施 | 汚染原因の除去や清掃・消毒作業の手配を行う |
代替水の確保 | 近隣や直結水栓から飲み水を確保 |
再開前の最終確認 | 給水再開にあたっては、水質検査などの安全確認が必要 |