家庭からの汚水(台所、風呂場、洗濯場、水洗トイレ、手洗い場などから出る汚れた水)を直接公共下水道に排出するための施設です。
下水道は、町が道路などに建設し管理を行う「公共下水道」と個人が敷地内などに設置し、家庭から出る汚水を直接公共下水道へ流すための「排水設備」からなっています。
雨水については、従来どおり道路側溝へ排出しますので、下水道管に接続できません。
最終更新日令和6年04月08日
排水設備とは
注意事項
排水設備の設置費用は個人負担です
宅地内から公共下水道へ接続するまでの排水設備設置費用は、すべて個人負担となります。一般家庭の水洗トイレへの改造等に伴う排水設備の設置費用は、土地の状況、便器の種類及び個数、器具の種類、水道管配管状況、住宅の条件等により各家庭で異なってきます。
トイレの水洗化はなるべくお早めに
くみとり便所は、下水道が使用できるようになった日から3年以内に、水洗トイレに改造するよう義務づけられていますが、特別の事情によりその期間の延長ができますので、詳しいことはご相談ください。また、処理区域内で住宅等を新築する場合は、水洗トイレにしないと家屋を新築することができなくなります。
浄化槽
処理区域内では、し尿浄化槽を使用されているご家庭でも、浄化槽をやめて公共下水道に直結していただくことになります。また、水洗トイレに改造していただいた方が余分な維持管理費もかかりません。
トイレの水洗化は→3年以内
「排水設備」は建築物の所有者がつくります
水洗トイレの改造や配水管、ますなど、排水設備の設置は、建築物の所有者に義務づけられています。借家人など、土地や建築物の所有者以外でも排水設備を設置できますが、この場合は建築物の所有者の同意が必要になりますので、工事を行う前によく確かめて下さい。
下水道を正しく使うためにご協力を!
下水道ができたからといって、何でも流していいということではありません。下水道は、自然やみなさまの生活環境をよくするための公共の財産です。下水道に汚水を流すときには、個人個人が十分に注意して、大切に正しく使用しないと故障の原因となって、設備の寿命を縮めることになります。
水洗トイレにはトイレットペーパー以外のものは流さないようにしましょう
水に溶けないティッシュペーパー、紙おむつ、タバコやガムなどを流すと詰まりの原因になります。また、トイレで流れる水の量は、汚物を流すのにちょうど適量になっているため、水の量をご自分で調整しないでください。流れる水の量が少ないと、汚物が詰まったり悪臭発生の原因となります。
下水道に有害物質を流さないようにしましょう
下水道ができたからといって、何でも流していいということではありません。下水道は、自然やみなさまの生活環境をよくするための公共の財産です。下水道に汚水を流すときには、個人個人が十分に注意して、大切に正しく使用しないと故障の原因となって、設備の寿命を縮めることになります。
下水道を正しく使うためにご協力を!
- ガソリン、シンナー、石油、アルコール類など揮発性の高い危険物を流すと、大爆発を起こす原因となります。
- ますや側溝に土砂や木片、ビニール類を捨てないようにしましょう。
- 洗濯には無リン洗剤を使用しましょう。
洗剤に含まれている有機リンは、処理場でも完全に取り除くことができず、川や海を汚します。
下水道に有害物質を流さないようにしましょう
下水道ができたからといって、何でも流していいということではありません。下水道は、自然やみなさまの生活環境をよくするための公共の財産です。下水道に汚水を流すときには、個人個人が十分に注意して、大切に正しく使用しないと故障の原因となって、設備の寿命を縮めることになります。
除害施設をつくりましょう
工場や事業所から出る悪質下水は、有害な物質を含んでいるため下水道施設をいためたり、処理場で取り除くことができないため、直接公共下水道に流すことはできません。そこで工場などで悪質下水を流すおそれのある事業者は、事前に町と協議して、「除害施設」を設置して下さい。
台所では、野菜くずや残飯を流さないようにしましょう
野菜くずやご飯の残りを流すと詰まりの原因となります。特に、ディスポーザー(食品くず処理機)は使用しないようにしましょう。
天ぷら油やサラダ油の廃油を流さないでください
下水道管内で石けんと油が化合して固まり、詰まったり処理場の機能を低下させたりします。