新型コロナウイルスに感染しないようにと、家にこもり身体を動かす機会が減っていませんか?
運動不足を解消するために、自宅でできる体操を紹介します。
最終更新日令和3年03月18日
新型コロナウイルスの影響による運動不足解消を!
長生きはよかね体操
「川棚ヨかね節」のメロディを楽しみながら、健康長寿をめざして、考案された"長生きはよかね体操"。
考案者は、川棚町介護予防教室の講師でもあります健康運動指導士 友松 輝子先生。川棚町民なら知っている懐かしいメロディを聞きながら、歌いながら、楽しんでやってみましょう。
※このページの動画は、外部サイト「YouTube(ユーチューブ)」を利用しています。
長生きはよかね体操:視聴時間 約7分
いきいき百歳体操
川棚町では、いつまでも住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる地域づくりを行うため、住民主体の「通いの場」を行っています。
「通いの場」は、21団体453人が登録し、地区の公民館等で定期的に集まり、「いきいき百歳体操」を実施しています。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自粛している地区が多い状況です。(令和2年4月10日現在)
1.いきいき百歳体操とは
「百歳を超えても元気でいる」ことをめざし、平成14年に高知市の理学療法士によって開発されました。高齢者であっても時間をかけて筋肉に負荷を与え続ける方が、効果的に筋力がつくという科学的根拠に基づいた体操です。 「準備体操」「筋力運動」「整理体操」の3つの運動で構成され、0.3kg~2.3kgまで11段階に調節可能な重りを手首や足首に巻きつけて、イスに座りゆっくりと筋力運動を行います。約30分程度で激しい動きはなく、ゆっくりと腕や足を曲げ伸ばししたり、立ち上がったりする誰にでも簡単にできる運動なので、体力に自信のない方でも気軽に行うことができます。
2.いきいき百歳体操の効果
百歳体操の筋力運動は、① ベッドからの起き上がりが楽になり、② トイレの立ち上がりやお風呂の出入り、床からの立ち上がりに苦労しない、③ 転倒しにくいバランス力を養う効果があり、実際に数値でも証明されています。 また、グループで体を動かすことで会話も友人も増え、孤独からの脱却も図ることができるとされています。体操をする本人が日常生活を楽にするために何をすればいいのかを考える「気づき」、体操という交流を通じてできた仲間の健康にも気を配り、お互いを「見守る」、支え合いの地域づくりの一役も担っています。
3.体操の注意点やコツ
- 毎日行わず、週2回程度が理想的
1回運動をしてから2~3日休んで筋肉の疲れを取ったほうが、逆に筋力がつきやすくなります。 - 水分をこまめに取る
運動すると体温が上昇し汗をかきます。室内でも十分に起こり得る現象なだけに、水分はこまめに取りましょう。特に夏場は、脱水症状や熱中症に要注意です。 - ゆっくり身体を動かす
ゆっくりと身体を動かすことで、負荷がかかり、より効果的に運動を行うことができます。速く身体を動かすことが必ずしも良いというわけではありません。 - 無理をしない
痛みのない範囲で体操を行いましょう。健康のために体操をしているはずなのに、身体を痛めてしまっては元も子もありません。 - 声を出しながら行う
息を止めると血圧が上がってしまいます。「1,2,3,4・・・」と声を出しながら行いましょう。
いきいき百歳体操:視聴時間 約24分